2017-2018年度製品総合カタログ
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■特長(1ゲージ法3線式に対する優位性)■概要ひずみゲージ測定には使用するひずみゲージの枚数や測定の目的に応じて各種の結線方法が用いられています。1ゲージ法ではリード線抵抗の温度影響をなくすために1ゲージ法3線式が広く用いられています。しかしリード線抵抗によるゲージ率の補正や接続部の接触抵抗の変動などによる測定誤差が生じていました。当社開発の1ゲージ4線式ひずみ測定法は4本のリード線を用いることでリード線抵抗によるゲージ率の補正や接触抵抗による測定誤差が生じない新方式のひずみ測定方法です。細いリード線や簡易型コネクタ(モジュラープラグ)を用いることができるため配線作業の効率化と配線ミスの防止、リード線の再利用などひずみ測定のコストダウンが実現できます。また、はんだ付け作業が不要になるので鉛フリーと併せ配線材料の省資源化も実現できます。●接触抵抗従来は、接触抵抗の影響を受けるためにリード線の延長や測定器への結線は、はんだ付けや専用のコネクタを使用していましたが、接触抵抗の影響を全く受けないので、圧着式のモジュラープラグを使用することが可能となりました。モジュラープラグはワンタッチで測定器への結線、延長リードへの接続ができるので、配線作業の効率化と配線ミスの防止、併せてはんだ付け作業が不要になるので鉛レス結線が可能となります。1ゲージ法3線式と1ゲージ4線式ひずみ測定法の比較接続部の接触抵抗値変化の影響を受けない特長1ゲージ法3線式(ホイートストンブリッジ回路)1ゲージ4線式ひずみ測定法リード線の太さ太い細いリード線重量重い軽いリード線の材質同一のものを使用する必要がある同一のものを使用する必要が無いリード線被覆の色測定によっては同一色同一のものを使用する必要が無い試験体への負荷重い軽い運搬コスト大きい小さい1ゲージ法3線式(ホイートストンブリッジ回路)1ゲージ4線式ひずみ測定法簡易コネクタ接続不可可はんだ付け必要(長期測定)。但し短期間ではねじ止め可不要配線作業時間長い短い配線ミス注意が必要大幅に軽減1ゲージ法3線式ケーブル延長による感度低下10-1-2-3-4-5-6-7-8感度低下率(%)リード線長(m)0246810121ゲージ4線式(0.32Ω/m)(0.44Ω/m)●リード線抵抗従来は、リード線の抵抗を低く抑えるために、可能な限り太く短い電線を推奨していました。リード抵抗の影響を全く受けないので細いリード線を長くひずみゲージに付加することが可能になりました。1ゲージ法3線式と1ゲージ4線式ひずみ測定法の比較リード線抵抗値変化の影響を受けない特長■モジュラープラグ・リード線付当社で新開発した1ゲージ4線式ひずみ測定法で使用するリード線付ゲージです。当社のほとんどのひずみゲージにモジュラープラグ(RJ12)付き専用リード線を接続することが可能です。リード線端末にはモジュラプラグが付いているので、従来の様な測定器へのはんだ付け、ねじ止めの結線が不要になります。モジュラーコネクタを搭載するデータロガーTDS-630, TDS-540, TDS-150, TC-32KやスイッチボックスIHW-50H, IHW-50G, ISW-50G, SSW-50D, FSW-10などにワンタッチで簡単に接続できます。4線式リード線の被覆はポリプロピレン(PP)を使用しています。燃やしても有毒ガスが発生する懸念のない被覆材です。また、コストを抑えたビニール被覆線もあります。 モジュラーコネクタで簡単にリード線の延長が可能●リード線による熱出力の影響が無い断面積0.11mm2のリード線10mを用いて1ゲージ法で測定を行った場合、測定中に温度変化があると約50×10-6/℃の見かけひずみが発生するため、補正が必要でした。また、1ゲージ法3線式の場合でも3本のリード線の種類や長さ、断面積、温度環境が異なると補正が必要でした。1ゲージ4線式ひずみ測定法では、これらの条件でも補正を行う必要がありません。6005004003002001000見かけひずみ(μm/m)温度変化によるリード線の見かけひずみ(熱出力)温度変化(℃)024681012ゲージ抵抗値120Ω1ゲージ法2線式平行ビニール線(0.112mm)1ゲージ4線式4平行線(0.082mm)(1.80Ω/m)29ひずみゲージ1ゲージ4線式ひずみ測定法1ゲージ4線式ひずみ測定法

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