2017-2018年度製品総合カタログ
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マルチレコーダシステムTMR-200シリーズには頻度解析ライブラリTMR-211-01(オプション)があります。あらかじめ設定されたプログラムに従って測定データをデジタル処理し、頻度数として記録するヒストグラムレコーディングシステムを実現します。例えば極大値・極小値法のプログラムでは下図に示す様に入力波形の極大値と極小値を見つけてそのレベルを特定(スライス)し、マルチレコーダTMR-200シリーズは入力の現象を頻度解析処理の頻度数として記録するエリアを80個持っています。このエリアをデータナンバで表現しています。データナンバごとに頻度解析する入力チャンネルと頻度解析法を設定します。1つの入力チャンネルの現象に対して複数の頻度解析を行うことができます。この機能は複数回の測定結果をそれぞれ独立して記録できます。マルチレコーダTMR-200シリーズの頻度解析法には、次のものが用意されています。極大値・極小値法、最大値・最小値法、振幅法、時間法、レベルクロッシング法、レインフロー法極大値信号波が正の勾配から負の勾配に変化した時、これを極大値と定義します。極大値が正の時はスライスレベルN-1とNとの間にある極大値の頻度をセルナンバNに、極大値が負の時はスライスレベルN+1とNとの間にある極大値の頻度をセルナンバNに積算します。実際には無効振幅Xの設定により、そのデータが正の勾配で振幅X+1以上になり、次の負の勾配で振幅X+1以上になった時のみ有効となります。極小値信号波が負の勾配から正の勾配に変化した時、これを極小値と定義します。極小値が正の時はスライスレベルN-1とNとの間にある極小値の頻度をセルナンバNに、極小値が負の時はスライスレベルN+1とNとの間にある極小値の頻度をセルナンバNに積算します。極大値と同様に無効振幅が有効となります。オーバカウント極大値・極小値がフルスケールを越えた時は最大のセルナンバとオーバカウントデータに積算します。最大値信号波が判定レベルを正の勾配で通過し、次に判定レベルを負の勾配で通過するまでの間に達した最大のレベルを最大値と定義しスライスレベルN-1とNとの間にある最大値の頻度をセルナンバNに積算します。実際には無効振幅Xの設定によりそのデータが正の勾配で振幅X+1以上になり、次に負の勾配で振幅X+1以上になった時のみ有効となります。最小値信号波が判定レベルを負の勾配で通過し、次に判定レベルを正の勾配で通過するまでの間に達した最小のレベルを最小値と定義し、スライスレベルN+1とNとの間にある最小値の頻度をセルナンバNに積算します。最大値と同様に無効振幅が有効となります。オーバカウント最大値・最小値がフルスケールを越えた時は最大のセルナンバとオーバカウントデータに積算します概 要データナンバ、ファイル機能■頻度解析法●極大値・極小値法(PEAK-VALLEY)●最大値・最小値法(MAX-MIN)レベルごとの回数を数えます(カウント)。データはレベルごとのカウント数に応じた高さの棒グラフ(ヒストグラム)で表わします。マルチレコーダシステムは測定と同時に解析処理を行ってカウント数を記録するため、測定終了後ただちにヒストグラムが得られます。長期にわたり連続して測定できるのが特長です。387測定器ヒストグラムレコーディングシステムヒストグラムレコーディングシステム

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