2017-2018年度製品総合カタログ
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マルチレコーダシステムTMR-200シリーズで頻度解析を行うには、標準付属の「計測ソフトウェアTMR-7200」に加え、コントロールユニットTMR-211に頻度解析ライブラリTMR-211-01(オプション、仕様は384頁参照)をインストールしておく必要があります。頻度計測の設定にはチャンネルの指定、解析法およびスライスレベル、フルスケールなどがあります。頻度計測はサ更に計測した動的波形を後処理で頻度解析を行なう拡張チャンネルの頻度処理やS-N解析もできるソフトウェア Visual LOG TMR-7630-H(別売)も併せてご利用いただけます。詳細は475頁(6章計測ソフトウェア)をご覧下さい。材料があるレベル以上の荷重を繰り返し受けると最終的には破壊すること、そして破壊を起こす荷重の大きさと繰り返し回数には一定の関係があることは、よく知られています。車両、機械、建築構造物などを構成する部材には常にランダムな荷重が作用していますが、それが部材に対してどのような疲労被害を与えているかを知ることは重要なことです。材料が受ける実働応力を計測し、頻度解析を行い材料のS-N線図と線形累積損傷則により疲労寿命評価が可能です。鉄塔など屋外設置の構造物は、気象条件によってさまざまな影響を受けます。適切なセンサとマルチレコーダTMR-200シリーズを用いることにより、構造物部材の応力やワイヤの張力、振動などとともに、風速、風向、気温などの頻度データが得られます。平常時に生じている微動や、強風時に発生する最大張力、振動などのデータが、整理されたヒストグラムのかたちで得られるわけです。したがって、実働状態にある構造物の挙動測定に役立ちます。■ヒストグラムレコーディングの応用例■マルチレコーダTMR-200シリーズによる頻度計測の設定●材料の疲労寿命の推定●構造物の挙動測定ンプリング間隔1ms以上の低速モード時に最大80解析を実行できます。また同一チャンネルに複数の解析法を設定することもできます。下の画面はTMR-211に接続している表示ユニットTMR-281における設定およびグフラ表示の例です。測定システムは379頁をご覧下さい。疲労被害度応力振幅 走行時の振動・衝撃レベル 頻度物理量+ - 極大・極小 時間 振幅など TMR-200風による振動・張力レベル TMR-200【頻度計測の設定】メニュー画面から【拡張1/2】と頻度計測の設定】を選択。【スライス設定】テンキーでスライスを入力。レインフロー法ではスライス[+] のみ。【入力チャンネル設定】テンキーでチャンネル入力。【グラフ表示設定】表示値の変更およびグラフ表示でのY 軸のスケールを設定【解析法の設定】極大値・極小値法、最大値・最小値法、振幅法時間法、レベル法、レインフロー法から選択。【測定情報表示】設定した項目、最大値、最小値とその値を記録した時間、平均値、オーバカウント数、測定開始、終了時刻を確認。389測定器389ヒストグラムレコーディングシステムヒストグラムレコーディングシステム測定器

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