2019-2020年度製品総合カタログ
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113変換器2荷重計(ロードセル)荷重計荷重計荷重計(ロードセル)製品の試験成績書と銘板シールのご利用について当社製品の変換器には個々に試験成績書が添付され、製品本体には銘板シールが付されています。成績書内の各項目には以下の試験データ(一例)が明記され、銘板シールには測定器の設定に必要な最少限のデータが明記されています。ご購入時には内容を確認の上、製品をご利用ください。製品本体に付される銘板シール(一例)型名 Type製造番号 Serial No.●型名 Type個々の製品型名で製品本体に付される銘板のTypeと同一表記です。●温度 Temperature試験を行った時の環境温度です。●試験年月日 Test date個々の製品試験を行った日付です。●定格出力 Rated output容量を負荷した時の出力から無負荷時の出力を差し引いた値で、通常は印加電圧1V当たりで表します。ひずみ出力値も併記してあります。本体に付される銘板のSens.と同じですが銘板では概略値のmV/Vで表しています。●ヒステリシス Hysteresis負荷増加時と負荷減少時の変換器出力差の最大値で、定格出力に対するパーセンテージで表します。●零バランス Zero balance無負荷時の出力です。●入出力端子間抵抗 Input & output resistance無負荷で入力および出力端子を解放した状態で測定した入力および出力端子間の抵抗値です。●絶縁抵抗 Insulation resistance本体内部のブリッジ回路とアース端子間における絶縁程度を表す抵抗値です。●入出力ケーブル Connection cable製品本体に直接結線されたケーブルで、断面積と長さを表示しています。●製造番号 Serial No.個々の変換器の固有の識別番号です。本体に付される銘板のSer.No.と同一表記です。●湿度 Humidity試験を行った時の環境湿度です。●校正係数 Calibration coefficient測定器の使用において、容量単位で直読する時の係数設定値として用います。以下の様に計算して求めることもできます。掲載の一例:校正係数=容量/定格出力(ひずみ値)    =50(kN)/3001(10-6ひずみ)    =0.01666(kN)/(1×10-6ひずみ)●非直線性 Non-linearity負荷増加時における校正曲線の基点と定格負荷点とを結ぶ直線からの最大の隔たりで、定格出力に対するパーセンテージで表します。●零点の温度特性 Temperature effect on zero周囲温度の変化に起因する無負荷時の出力で、周囲温度1℃当たりの変化を定格出力に対するパーセンテージで表します。●出力の温度特性 Temperature effect on span周囲温度の変化に起因する負荷出力の変化率で、周囲温度1℃当たりのパーセンテージで表します。●合格印章社内検査に合格したことを証明する印章です。荷重計(ロードセル)の試験成績書および銘板シールの一例荷重計の試験成績書と銘板シールのサンプル一例です。各項目の用語を説明しています。他種の圧力計、変位計、加速度計や土木変換器などの試験成績書では一部異なる項目があります。数値は個々の製品によって異なりますので、ご使用時は成績書記載のデータでご確認ください。●容量 Capacity個々の変換器がその仕様を保って測定し得る最大負荷で、本体に付される銘板のCap.と同一表記です。

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