2019-2020年度製品総合カタログ
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ε=   = ε:ひずみ R:ゲージ抵抗⊿R:ひずみを受けたときの   抵抗変化量 K:ゲージ率   (ゲージパッケージに記載)⊿LL⊿R/RKe=          Ee:出力電圧E:入力電圧R1:ひずみゲージの抵抗値R2〜R4:固定抵抗の抵抗値R1R3−R2R4(R1+R2)(R3+R4)⊿e=      E⊿R〈〈Rの場合⊿R4R+2⊿R⊿e=   E=  Kε⊿R4RE4φP=  tan−1{         }12 2ε3−(ε1+ε2)ε1−ε2第1軸:ε1第2軸:ε2第3軸:ε3ロゼットゲージεmax= [ε1+ε2+ 2{(ε1−ε3)2+(ε2−ε3)2}]12εmin= [ε1+ε2− 2{(ε1−ε3)2+(ε2−ε3)2}]12γmax= 2{(ε1−ε3)2+(ε2−ε3)2}σmax=    (     ) = [     +                ]Ε1−ν2εmax+νεminΕ2ε1+ε21−ν11+ν2{(ε1−ε3)2+(ε2−ε3)2}σmin=    (     ) = [     −                 ]Ε1−ν2εmin+νεmaxΕ2ε1+ε21−ν11+ν2{(ε1−ε3)2+(ε2−ε3)2}τmax=     γmax    =                Ε2(1+ν)Ε2(1+ν)2{(ε1−ε3)2+(ε2−ε3)2} ひずみ測定方式 ロゼット解析の計算法測定対象物にひずみが発生しますと、ひずみゲージのベースを経由して抵抗体にひずみが伝わってきます。発生したひずみに対応した抵抗変化とひずみの関係は次式のようになります。図のような3軸のひずみゲージを使用すると、主ひずみの大きさと方向を計算で求めることができます。(3軸0°/45°/90°の場合)ひずみゲージの抵抗変化は微小な値ですのでホイートストンブリッジ回路を用いて電圧に変換します。●最大主ひずみ●最小主ひずみ●最大せん断ひずみ●最大主応力●最小主応力●最大せん断応力●第1軸のひずみゲージから主ひずみ方向までの角度となります。R=R1=R2=R3=R4とするとひずみゲージにひずみが加わってひずみゲージの抵抗RがR+⊿Rになりしたがって、ひずみによる出力電圧⊿e(変化分)はとなります。ひずみゲージをひずみ測定器に接続するとホイートストンブリッジ回路が構成され、ブリッジ回路の入力電圧(ブリッジ電源)がひずみ測定器から供給されるため、ひずみ量(ε)をデジタル表示やアナログ出力などで測定することが可能です。ブリッジ回路の出力電圧はε1>ε2の場合、最大主ひずみの方向は第1軸のひずみゲージから時計方向にφP回転した方向で、最小主ひずみの方向はφP+90゜です。ε1<ε2の場合、最大主ひずみの方向は第1軸のひずみゲージから時計方向にφP+90゜回転した方向で、最小主ひずみの方向はφPです。E:縦弾性係数ν:ポアソン比ロゼット解析の計算式は上図の3軸ひずみゲージに対応しています。軸No.の順番が異なる場合や、直角ロゼットゲージ以外のひずみゲージでは計算式が異なります。ご使用のひずみゲージの軸No.をご確認の上お使いください。注意入力出力R2R1R4R3ひずみゲージ23ひずみゲージ1ひずみゲージSTRAIN GAUGES

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