2019-2020年度製品総合カタログ
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橋梁の計測鋼桁橋の計測は主に静的載荷計測、動的載荷計測、頻度計測、振動計測の4項目に分類されます。静的載荷計測は試験車による静的応力の発生状況を把握します。動的載荷計測は試験車または一般車の走行時による動的応力の発生状況を把握します。頻度計測は鋼桁橋に及ぼす疲労度を計測します。振動計測は常時微動法、起振機法、車両急停止発進法などの試験によってFFT解析、およびモーダル解析などで振動モードを把握します。プレストレストコンクリート(PC)斜張橋施工時の主な管理項目としては、①主塔の傾き、②材料(コンクリート、PCグラウトなど)の品質管理、③たわみ管理(上げ越し管理、形状管理)、④斜材の張力管理、⑤PC鋼材の緊張管理などが挙げられます。施工管理の目標となる設計値(斜材張力、部材温度、主桁たわみ、応力など)は、各施工段階ごとにあらかじめ計算されており、施工時には計測から得られた測定値との対比により施工管理を行います。壁高欄主桁(プレキャスト)床板 : 1軸ひずみゲージ : 3軸ひずみゲージ : 1軸コンクリートひずみゲージ : 2軸コンクリートひずみゲージ : 変位計 : 加速度計上フランジ 下フランジ ウェブ 横桁スカラップスチフナ上フランジ溶接ビード加速度計ARS-Aウェブ 鋼桁橋の計測管理斜張橋の計測管理基準水槽を不動点として桁の垂直方向変位量測定連通管式変位計KWL-E鉄筋計KSA-A主塔斜材主桁振動法によるケーブル張力測定ケーブル緊張時荷重測定主塔の傾斜測定圧縮センターホール型荷重計KCM/KCE/KCG据置型傾斜計KB-AB/-AC481計測コンサルタント7橋梁の計測ソリューションソリューション

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