2019-2020年度製品総合カタログ
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地下空洞の計測ダムの計測築堤時に発生する堤体および基礎地盤の間隙水圧の計測はアースダムなどにおいては、盛立速度の規制に用いられます。築堤時の計測項目としては、このほかに堤体・基礎の変形および土圧などがあります。完成後の安全管理の主要項目は、堤体・基礎の浸透水量と堤体の外部変形であり、また堤体および基礎の浸透系全体の遷移状況を把握するために、間隙水圧、基礎の浸透圧および地山地下水位などの計測が実施されます。コンクリートダムの埋設計器は①施工管理用②安全管理用③研究目的など、大別して三つの目的で設置されます。調査抗内空変位計岩盤変位計ロックボルト軸力計KRC-Aロックボルト軸力計マイクロクリープメータKH-A間隙水圧計KPD継目計KJA-A土圧計KDA/KDC/KDE沈下計沈下計沈下板計測ロッド温度計地下空洞は、その断面が大きくなればなるほど安定性が低下し、大規模な支保構造が必要となります。空洞の安定性は、周辺地山によって決定されますが、地山の安定性を事前調査で見極めることは非常に困難です。このような場合には、施工中の地山の挙動を観測し、そこから得られるデータを分析して設計・施工に反映させる情報化施工を提案しています。岩盤変位計KLB-Bフィルダムの計測コンクリートダムの計測486計測コンサルタント7ソリューション地下空洞の計測/ダムの計測ソリューションソリューション
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