2025-2026年度 製品総合カタログ
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荷重計株式会社東京測器研究所変換器ひずみゲージ変換器測定器自動車関連計測システム特殊測定システム計測ソフトウェア計測コンサルタント115引張用として使用する場合圧縮用として使用する場合ひずみゲージ● 荷重計を設置する場所も、当然のことながら負荷される荷重に十分耐える構造になっている必要があります。負荷で土台が変形したり、たわむことのないようにしてください。また、荷重計の底面の面圧も考慮に入れてください。● 必ず荷重計に垂直に荷重が作用するように設置してください。曲げモーメントやねじれが荷重計に加わらないように荷重計上部は球面になっています。球面座などを用いて荷重を受けてください。● 必要により荷重計が破壊した場合の安全装置を設置してください。● 球面座や台座などの荷重計関連製品が用意してあります。詳細は153~156頁をご覧ください。※ 荷重が衝撃として作用する場合は、その衝撃加速度分を見込んで大きな容量の荷重計を選択する必要があります。また繰り返し負荷が連続する場合は疲労負荷となります。その場合は容量の1/2負荷の範囲でご使用ください。※ 全ての荷重計は温度補償されていますが、急激な温度変化が生じると出力が不安定になります。荷重計本体に直射日光などが当たらないように配慮してください。圧縮試験機や引張試験機の校正用として使用する力計が本器です。この力計はJIS B 7728「一軸試験機の検証に使用する力計の校正方法」によって校正される必要があります。本器はこのJIS B 7728に準拠したもので、要求される精度を満たすことはもちろん、負荷用の治具であるロッドエンドや耐圧盤もついています。本器は校正対象の材料試験機の容量、等級や取付形状に合わせて製作いたしますので、お問合せください。● JIS B 7728:2013対応● 圧縮用と引張用があります● 容量はご希望に応じます● 負荷用治具付き● リモートセンシング対応当板又は球面座(FAシリーズ)入出力コネクタ台座(FBシリーズ)ロッドエンド、アイボルト(FE、FF シリーズ)引張型荷重計TLJ-50KNA容量50kNひずみゲージ使用するにあたっての注意事項荷重計(ロードセル)は荷重計本体が直接力を受けることによって荷重を検出する変換器です。したがって荷重計を構造物の一部分として取り扱う必要があります。荷重計はその受感方向の力だけを作用させて校正しています。偏心荷重、横荷重、曲げやねじれなどが作用すると精度が低下するだけでなく、最悪の場合は破壊におよぶこともあります。材料試験機の検証に対応する荷重計JIS B 7728準拠※ 圧縮センターホール型荷重計KCK-NAの出力極性は、圧縮力の  増加に対してプラス極性へ変化します。● 引張・圧縮型荷重計は引張用として使用する場合、力はねじで受けます。ねじの強度は非常に重要で、容量いっぱいまで負荷した場合ねじ部の応力は高くなります。よって強度区分8から10相当のねじが必要となります。● 吊り荷重の計測ではねじの回り止め対策を必ずおこなってください。また安全率を十分にとった上で、さらに破壊による落下防止の対策をしてください。● ロッドエンドやアイボルトなどの荷重計関連製品が用意してあります。詳細は153~156頁をご覧ください。※ 荷重計は密閉構造となっていますが、特殊な環境でご使用になる場合は防水性や耐食性に悪影響がありますのでご相談ください。※ 当社、荷重計のケーブルのシールド線は荷重計本体に接続されていません。ノイズ防止のためシールド線は測定器のE端子へ接続してください。さらに測定器GND端子よりアース線で荷重計本体側への接続を推奨します。圧縮型荷重計CLJ-20KNA容量20kN荷重計(ロードセル)の出力極性について当社のひずみゲージ式荷重計の出力は引張力の増加に対してプラス方向、圧縮力の増加に対してマイナス方向へ変化します。

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