214アスファルト舗装コンクリート切込砕石粒調砕石路 床■内部ひずみ測定用として使用する場合●鉄筋コンクリート構造物への取付例●無応力容器の取付例●舗装体への取付例バインド線ひずみ計保護用無応力容器熱電対ひずみ計KM/KM-M土圧計バインド線間隙水圧計コンクリート構造物内部のひずみ測定は、硬化後の挙動測定はもとより、打設後の硬化過程におけるひずみも測定が可能です。構造物には外力によるひずみ、温度によるひずみ、収縮ひずみ、クリープひずみ等が発生します。本ひずみ計は発生した全てのひずみを感知するように設計されています。ひずみ計サイズの選定は骨材最大寸法の3倍以上が目安です。若材令からの測定には、ひずみ計KM(KM-100B/KM-100BT/KM-100HB)またはKM-M(KM-100M/KM-100MT/KM-100HM)をご使用ください。ひずみ計の取付けは、図のように本体胴部2ヶ所にバインド線を結束し、あらかじめ設置位置近傍にある鉄筋のマーキングに合わせ取付けます。無応力容器(KMF-51)にひずみ計(KM/KM-M)を取付けコンクリート構造物内に設置し、ひずみ値と内蔵の測温機能(KM-50M/-100Mは除く)にて測定した温度によりコンクリートの線膨張係数や収縮ひずみが求められます。ひずみ計(KM/KM-M)を取付けた、無応力容器(KMF-51)はコンクリート打設時に流されないように設置位置近傍の鉄筋などにバインド線等で固定してください。マスコンクリート等で近傍に鉄筋が無い場合は、設置用の鉄筋を構造上問題無いように配筋し、固定してください。無応力容器の設置できない場合は、躯体と同条件の供試体を作製し、外力を与えず水分の移動条件を同一に本ひずみ計を設置しコンクリートの線膨張係数と乾燥収縮ひずみを求めます。各種舗装の施工時などの支持力を把握する目的で各種センサを設置して、走行試験、載荷試験、長期経時測定をおこないます。ひずみ計は各舗装盤内に生ずる応力を測定します。あらかじめケーブルを配線しておき、センサ本体は破壊を避けるために保護カバー等をして設置位置に仮置して、各層打設と同時に所定の位置へと設置します。変換器土木・建築用変換器ひずみゲージ変換器測定器自動車関連計測システム特殊測定システム計測ソフトウェア計測コンサルタント株式会社東京測器研究所KM/KM-M(ひずみ計)
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