2025-2026年度 製品総合カタログ
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1212力出12Ε1−ν2εmin+νεmax(     ) ε1+ε21Ε= [     −                  ]2{(ε1−ε3)2+(ε2−ε3)2}1−ν1+ν2Ε2(1+ν)Ε2(1+ν)φP=γmax= 2{(ε1−ε3)2+(ε2−ε3)2}R1R3−R2R4(R1+R2)(R3+R4)Ε1−ν2εmax+νεmin(     ) 1ε1+ε2Ε= [     +                 ]2{(ε1−ε3)2+(ε2−ε3)2}21+ν1−νEEひずみゲージ株式会社東京測器研究所ひずみゲージ変換器測定器自動車関連計測システム特殊測定システム計測ソフトウェア計測コンサルタント                                                    E4εmax= [ε1+ε2+  2{(ε1−ε3)2+(ε2−ε3)2}]εmin= [ε1+ε2−  2{(ε1−ε3)2+(ε2−ε3)2}]σmax =γmax  σmin =τmax =R320ロゼット解析の計算式は上図の3軸ひずみゲージに対応しています。軸No.の順番が異なる場合や、直角ロゼットゲージ以外のひずみゲージでは計算式が異なります。ご使用のひずみゲージの軸No.をご確認の上お使いください。ロゼット解析の計算法ひずみ測定方式第1軸:ε1第2軸:ε2第3軸:ε3 ε:ひずみ R:ゲージ抵抗⊿R: ひずみを受けたときの   抵抗変化量 K: ゲージ率   (ゲージパッケージに記載)入力e :出力電圧E :入力電圧R1 :ひずみゲージの抵抗値 R2〜R4 :固定抵抗の抵抗値ε1>ε2の場合、最大主ひずみの方向は第1軸のひずみゲージから時計方向にφP回転した方向で、最小主ひずみの方向はφP+90゜です。ε1<ε2の場合、最大主ひずみの方向は第1軸のひずみゲージから時計方向にφP+90゜回転した方向で、最小主ひずみの方向はφPです。測定対象物にひずみが発生しますと、ひずみゲージのベースを経由して抵抗体にひずみが伝わってきます。発生したひずみに対応した抵抗変化とひずみの関係は次式のようになります。ε=   =⊿LL⊿R/RKひずみゲージの抵抗変化は微小な値ですのでホイートストンブリッジ回路を用いて電圧に変換します。ブリッジ回路の出力電圧はe=となります。R=R1=R2=R3=R4とするとひずみゲージにひずみが加わってひずみゲージの抵抗RがR+⊿Rになりしたがって、ひずみによる出力電圧⊿e(変化分)は⊿e=⊿R4R+2⊿R⊿R〈〈Rの場合⊿R4R⊿e=E=Kεとなります。ひずみゲージをひずみ測定器に接続するとホイートストンブリッジ回路が構成され、ブリッジ回路の入力電圧(ブリッジ電源)がひずみ測定器から供給されるため、ひずみ量(ε)をデジタル表示やアナログ出力などで測定することが可能です。図のような3軸のひずみゲージを使用すると、主ひずみの大きさと方向を計算で求めることができます。(3軸0°/45°/90°の場合)●最大主ひずみ●最小主ひずみ●最大せん断ひずみ●第1軸のひずみゲージから主ひずみ方向までの角度●最大主応力●最小主応力●最大せん断応力  =E:縦弾性係数ν:ポアソン比ロゼットゲージtan−1{         } 2ε3−(ε1+ε2)ε1−ε22{(ε1−ε3)2+(ε2−ε3)2}R1R4R2ひずみゲージ (STRAIN GAUGES)

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