2025-2026年度 製品総合カタログ
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)Bd(力出1測定器株式会社東京測器研究所ひずみゲージ変換器測定器自動車関連計測システム特殊測定システム計測ソフトウェア計測コンサルタント +10-0-3-201000100010周 波 数(kHz)100DA-17ADA-17ADA-18ADA-18ADA-37ADA-37ADA-38ADA-38ADC-96ADC-96ADC-97ADC-97A357●データ記録測定データをアナログ信号として出力するだけでなく、デジタル化して記録する機能です。これにより、アナログ記録器を用いることなく動的現象をとらえることができます。DC-204R、DH-14A、TMR-300シリーズはメモリカードにデータを記録し、測定終了後、パソコンにデータ転送します。DRA-162B、DS-50A、DC-004P、TMR-300シリーズはリアルタイムにパソコンへデータ記録します。パソコンにてデータ解析が容易にできます。●インターフェースパソコンとの通信を行うインターフェースです。 TMR-311、DRA-162B、DS-50A、DC-004P、DC-204は、内蔵のインターフェースを介してパソコンから設定操作します。また、設定状態をパソコンに転送することもできます。●自動バランス動ひずみ測定器にはブリッジ抵抗の平衡調整(抵抗バランス)が必要です。また搬送波型動ひずみ測定器では、それに加えて容量の平衡調整(容量バランス)も必要です。いずれの測定器も、これらバランスの操作を自動で行う機能を備えています。 抵抗バランスは、バランス操作時の入力をデジタル化して記録しておき、再びアナログ量に変換して以降の入力から差し引くという方法です。バランス操作はほぼ瞬時に行え、多点の同時操作も可能ですから、測定点数の多い場合などには特に便利です。 容量バランスは、ひずみゲージなどと測定器を接続するリード線の静電容量の不均衡によって生じる出力をキャンセルするためのもので、ひずみ入力に含まれる容量不均衡による出力を検出し、入力にフィードバックしてバランスさせます。この動作を測定のあいだ常時自動的に行いますので、バランス調整の操作が不要となるばかりでなく、測定中の容量変化の影響も受けることがなく、極めて安定した測定が可能となります。●ローパスフィルタ電気的なノイズあるいは機械的な微振動など、測定に不要な高周波成分を除去するのに有効なフィルタで、動ひずみ測定器全機種に備えています。遮断周波数は4~8段階の中から選択して設定します。●ハイパスフィルタ測定信号のうち、遮断周波数より低い周波数成分を除去するフィルタです。動ひずみ測定器に装備されており、ひずみゲージの熱出力やドリフトなどのゆっくりとした不要な成分を除去します。各CH毎にON/OFFの設定が可能です。●TEDSセンサの読み込みTEDS(Transducer Electronic Data Sheet)とは、センサの情報をICチップにしてセンサ内に持たせたものです。この情報をTEDS対応の測定器がパラメータを読み取ることで設定ミスなく短時間に自動認識する機能です。対応測定器 DRA-162B, DC-004P, DH-14A, DA-18A, DA-38A, MM-014L主な機能●測定点数1台の測定器で測定できる点数(チャンネル数)を示します。DA-17A/-18A/-37A/-38A、DC-96A/-97Aは単体で1チャンネル用ですが、ケース、ラックに組み込んで多チャンネルに構成できます。●ブリッジ電源と応答周波数範囲ブリッジ電源に交流を用いた搬送波型と、直流を用いた直流型があります。搬送波型は、SN比が高く安定性に優れているのが特長で、動ひずみ測定器としてもっとも広く用いられている方式です。応答周波数は搬送波周波数の1/2程度までとなり、2.5kHzのタイプと10kHzのタイプがあります。直流型は応答周波数が高いのが特長で、直線性も優れています。DC-96Aでは200kHz、DC-97Aでは500kHzの応答周波数が得られます。なおブリッジ電源の電圧は、機種によって2〜5段階に切換可能です。入力ひずみに対する出力の大きさ、すなわち感度はブリッジ電源に比例しますから、この点ではブリッジ電圧を高くした方が有利です。ただし、ひずみゲージに流れる電流が大きくなり、それによる発熱の影響も大きくなります。したがって通常の測定では2Vを標準とし、プラスチックなど熱放散のよくない材料を測定する場合や、ゲージ長の非常に小さいひずみゲージを測定する場合などでは、0.5Vなどの低い電圧を選ぶようにします。DC-96A/-97Aでは、5Vまたは10Vに設定してより高い感度を得ることもできます。動ひずみ測定器の周波数特性(ローパスフィルタPASS以外)●定電流ブリッジ電源方式動ひずみ測定器ではブリッジ電源の電圧を一定とする定電圧方式がほとんどですが、DC-96A/-97Aでは定電圧方式、定電流方式を切替えて使用できます。定電流方式はブリッジ電源の電流を一定としたもので、ブリッジ回路(ブリッジボックス、変換器など)と測定器とを接続するケーブルの抵抗による見かけの感度低下をほとんど生じないことが特長です。ただし定電流方式では、接続できるブリッジ抵抗値が限定されます。●出力動ひずみ測定器の出力信号を記録する記録器には、データレコーダをはじめ種々のものがあります。アナログタイプの動ひずみ測定器には電圧のふたつの出力端子があり、ふたつの記録器を同時に接続することができます。

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