2025-2026年度 製品総合カタログ
99/516

測定方法株式会社東京測器研究所ひずみゲージ変換器測定器自動車関連計測システム特殊測定システム計測ソフトウェア計測コンサルタントひずみゲージ97切断法による残留応力測定適用ひずみゲージ使用温度範囲温度補償範囲詳細な仕様は52〜53、100頁をご覧ください。FR-52軸10素子全解放による方法溶接ビード部(ロゼットゲージ)残留応力測定用溶接ビード部(応力集中用ひずみゲージ)(×5)5連2軸ゲージをカットした特注対応ひずみゲージです。切断解放後FR-5(ゲージ長:5mm 3軸)EUBC-06(ゲージ長:0.6mm 2軸)FCV-1 (ゲージ長:1mm 2軸5連)− 196 〜+ 150℃+ 10 〜+ 100℃適用接着剤CNEUBC-06FCV-1FCV-1-1/5(拡大)-005LE: ポリイミド線 5cm 付き試験体を破壊してよい場合では測定場所にひずみゲージを接着し、その周辺をすべて切断して残留応力を完全に解放し、その変化したひずみより応力解析を行い、残留応力を算出します。使用するひずみゲージは測定する条件により単軸ゲージ、2軸ゲージ、3軸ゲージ、応力集中測定用ゲージから選定します。全解放方式においても切断時にその加工による新たなひずみ(応力)が加わらないようにすること、切削時にひずみゲージを破損しないように注意します。切断加工する方法では、薄刃の研削盤切断や放電加工による加工応力発生の少ない方法が利用されています。通常はデータロガー(静ひずみ測定器)で測定します。測定場所にひずみゲージを施工し、初期不平衡値を測定します。切断加工時に切削油などがかかる場合は保護コーティングを行うか、リード線を一旦取り外し、ひずみゲージ部分だけをコーティングしてから、切断加工を行います。加工応力が発生しないように切断します。切断により温度変化などが発生した場合は、温度が下がってから、切断後の測定を行います。測定の開始と終了で別な測定器に変更しますと初期不平衡値が変化しますので、同一測定器の同一chで測定を行ってください。

元のページ  ../index.html#99

このブックを見る