マルチレコーダ計測・データ処理ソフトウェア TMR-7630
本ソフトウェアはマルチレコーダーTMR-200/300シリーズを用いて多チャンネルの動的計測・データ処理を行うソフトウェアです。各種入力ユニットを最大10台まで選択接続し、最大80chを同時に制御します。サンプリング中にリアルタイムに波形表示できるので、動的波形を確認しながら測定ができます。計測条件・設定とデータを一元管理することで同一起動画面上で設定内容と計測データを確認することができます。データのテキストファイル変換はCSV形式やDADiSP(デイ・ディスプ)互換形式にも対応しています。また、作成グラフはBMPEMP、PNG形式への保存にも対応しているので報告書の作成だけでなく市販のソフトウェアでの読み込み、再加工もできます。TMR-211のオプション頻度処理ライブラリ(TMR-211-01)に対応、リアルタイムで頻度処理が可能。
- 特長
- サンプリング中にリアルタイムにグラフ表示
- 計測条件・設定とデータの一元管理
- 測定データによる演算拡張チャンネルは1000点可能
- 異なる計測データファイルのデータをグラフで重ねがき可能
- 波形、数値、X-Yなどのモニタグラフ、履歴グラフ、スペクトルグラフ、頻度グラフも追加した様々な様式のグラフ表示
- CFカードの容量不足時にカードを自動クリアして自動計測継続
- インターバル、データトリガ、外部トリガ、フリーラン、データコンパレータ、プログラムなどの計測による自動データ収録が可能
- データトリガ計測、フリーラン計測またはプログラム計測をオフラインで可能
- パソコンに装着したCFカードからもデータの選択、取得可能
- データのテキストファイル変換はCSV形式やDADiSP互換形式にも対応
-
TMR-7630/TMR-7630-Hシステムの構成
OS/パソコン/インターフェース/プロテクトキー
OS Microsoft Windows 7(SP1)/8.1/10/11 パソコン 上記OSが推奨とするスペックを満たし、CDドライブ
メモリ容量:4GB 以上を推奨
HDD容量:データを保存するハードディスクは10GB 以上の空き容量を推奨
OS が入っているハードディスクの時は4GB 以上の空き容量を推奨インターフェース LAN:100BASE-TX 以上
USB:USB2.0プロテクトキー USB ドングル
オプション
TMR-7630-H(頻度処理)
計測した動的波形を後処理で頻度解析を行い、拡張チャンネルの頻度処理や、S-N解析も可能。
TMR-7630-M(動画とデータを同期再生)
計測と連動してDirectX対応カメラの動画を保存し記録データと動画を同期して再生します。
TMR-7630-M動作環境
OS | Microsoft Windows 7(SP1)/8/8.1/10/11 |
---|---|
パソコン | Core Duo以上のマルチプロセッサを推奨、CDドライブ メモリ容量:4GB 以上を推奨 HDD容量:データを保存するハードディスクは10GB 以上の空き容量を推奨 OS が入っているハードディスクの時は4GB 以上の空き容量を推奨 |
インターフェース | LAN:100BASE-TX 以上 USB:USB2.0 |
プロテクトキー | USB ドングル |
対応カメラまたはUSBビデオキャプチャー
DirectShow またはDirectXに対応するカメラOSにはストリームメディアとして認識されるDV仕様のビデオカメラ、USB接続のWebカメラ、ディスプレイに内蔵されたカメラ、IEEE1394に対応した産業用、工業用カメラ
IEEE1394を使用するにはパソコンにIEEE1394端子またはインターフェースボードが必要
USBビデオキャプチャーに接続したビデオカメラ