くるまのメカニズムでは動力部であるエンジンや電装部のメンテナンスをはじめとして駆動輪への効果的な動力伝達性、乗り心地を左右する走行安定性、走行を制御するブレーキ制動性など多数の計測項目があります.当社の計測システムは走行時における車載計測を下記のコンセプトでラインアップしており、レコーダやパソコンまでも含めたオールインワンシステムを構築できます。ご要望に応じてステアリング用の操舵力計やパワーウィンドウ開閉時用の荷重計なども製作しています。
パワートレイン系(動力伝達性)
- 車軸6分力荷重計SLWシリーズ
- 車軸に取付けた6分力荷重計と専用測定器で、前後(Fx)、左右(Fy)、上下(Fz)の荷重と各分力のトルク(Mx、My、Mz) をリアルタイムで演算補正し測定するオールインワンシステムを構築できます。
- ホイールトルク計 LTWシリーズ
- 実車走行時の駆動トルクやブレーキ制動トルクをアナログ出力で測定できます。
ブレーキ系
- 踏力計 MLA
- ブレーキペダル踏力を測定する荷重計です。ペダルを改造することなく簡単に装着できます。
ステアリング系
- 操舵力角計 HLA-B
- 走行性能評価試験用ステアリング操舵力角計です。
その他
- 摩擦型トルクセンサシステムFGDHシリーズ
- 摩擦型ひずみゲージとテレメータ送信機を一体化したトルクセンサ。
ドライブシャフトに挟み固定するだけで測定可能です。 - 摩擦型軸ひずみ計 FGAH-1B-R / FGAH-1B-H
- タイロッドに取付けるだけで容易に軸ひずみを測定できます。
- タイロッド荷重計 TCLT-NA
- タイロッドにかかる引張や圧縮力を測定します。
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