小型FWD試験

小型FWD(FWD-Light®)は、載荷板上に重錐を自由落下させることにより衝撃荷重を加え、これにより生じた変位量を荷重中心と荷重中心から半径方向の位置で測定する装置です。

弊社では、「土木学会 舗装工学委員会編:FWDおよび小型FWD運用の手引き(2003.1)」及び、「財団法人 鉄道総合技術研究所編:鉄道構造物など設計標準・同解説・省力化軌道用土構造物(参考資料-22)」に準拠した試験業務を行っております。

試験業務を計測のエキスパートが行うことにより、試験時間の短縮が図れます、地盤の剛性を評価する上で、ひとつの指標となる地盤反力係数K30相当値を的確に算出します。

FWD-Lightは、盛土・切土・路床・路盤の土構造物の締固め管理や剛性(地盤反力係数K30相当値、変形係数)の評価、及び簡易アスファルト舗装、インターロッキングブロック舗装などの支持力測定や剛性の評価に適用できます。

空港などの比較的剛性の高い地盤にも豊富なオプションパーツで対応しております。

小型FWD試験状況

image002

盛土における小型FWD試験状況

image004

簡易アスファルト舗装における小型FWD試験
(オプション品:φ300載荷板、25kg重錘、延長ロッド、外部変位センサ)

本システムの取扱いは容易で可搬性が高く、簡単に計測できますが、お客様に「FWD-Light®」を使用した試験方法を十分理解して頂くための手引きとして「FWD-Lightによる小型FWD試験方法(地盤編)」を作成しました。下記リンクよりダウンロードしてご利用ください。