マルチレコーダTMR-300シリーズの概要

マルチレコーダシステムTMR-300シリーズは目的に応じて各種センサ入力用の測定ユニットを容易に組合せることができる小型多チャンネルデータ収録システムです。小型・軽量なため、取付けスペースに制限のある既設構造物(設備機械、橋梁など)だけでなく、自動車、航空機、船舶などの移動体へも設置および計測が容易に行えます。自動車における計測では走行性能評価試験をはじめ、操作性、乗り心地や安全性にいたる多種の試験で使われているセンサに対応した機能を持っています。
各種センサの入力となる測定ユニットは、ひずみゲージや直流電圧、熱電対などに対応し、最大80点の測定が可能です。コントロールユニットと10台の測定ユニットを連結させて省スペースに設置できるだけでなく、ユニットを分散させてセンサ近傍に設置することもできます。
コントロールユニットは各種インターフェースを搭載し、各種設定や測定開始は表示ユニットから操作します。USB・LANインターフェースでパソコンからの操作や、内蔵の無線LANを用いて、タブレット型パソコンにて操作、モニタ表示が可能です。

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マルチレコーダ

TMR-300シリーズのメリット

分散接続 1
コントロールユニットTMR-311と測定ユニット間のケーブルを延長して分散配置で狭小部収納が可能です。
分散接続 2
マルチレコーダTMR-300シリーズは同期測定においてコントロールユニット間を最大100m延長できます。
測定点が離れた場所でも多チャンネルの測定が可能(最大320点)です。
分散接続 3
分散ユニットTMR-371から最大10 台の測定ユニットを最大100m延長で分散配置できます。測定ユニットを測定点近傍に設置できるため、センサ・ 測定器ユニット間のケーブルを短くでき、省配線、低コスト化が可能です。
長時間の記録が可能
コントロールユニットTMR-311とパソコンをLANケーブルで接続することで、測定データを直接パソコンに記録できます。
データメモリやSDカード容量に依存しない長時間の記録が可能なため、疲労試験などにも使用できます。
表示ユニットで操作
表示ユニットTMR-381を接続することで、各種ユニットの設定、測定制御、モニタ、設定ファイル管理などマルチレコーダの制御をスタンドアロンで行えます。
タブレット型パソコンで操作
コントロールユニットTMR-311は、無線LANを搭載、タブレット型パソコンで操作、モニタリングが可能です。

特長

  • 測定点数最大80点(コントロールユニット4台の接続で最大320 点の同期測定)
  • ユニット間の分散接続に対応
  • 高分解能(0.1×10-6 ひずみ)モードを搭載(ひずみ4Gユニット、ひずみ1G2G4Gユニット)
  • 100kHzの高速サンプリング
  • USB及びLANインターフェース搭載
  • 表示ユニットでスタンドアロン計測
  • 無線LAN搭載、タブレット型パソコンにて操作、モニタリング
  • 32GB SDカード対応
  • 電源復帰時の測定自動リスタート機能搭載
  • UPS(無停電電源)回路を搭載
  • DC電源駆動
  • 車載に適した耐振性と小型サイズ
  • 各種入出力ユニットの組合わせが自在
  • ひずみ、温度、電圧などの豊富なセンサ入力ユニット

システムブロック図

システムブロック図