計測事例

各種工事における計測システムの導入事例を紹介いたします。

橋梁の計測

鋼桁橋の計測は主に静的載荷計測、動的載荷計測、頻度計測、振動計測の4項目に分類されます。静的載荷計測は試験車による静的応力の発生状況を把握します。動的載荷計測は試験車または一般車の走行時による動的応力の発生状況を把握します。頻度計測は鋼桁橋に及ぼす疲労度を計測します。

img-bridge-01

ケーソンの計測

ケーソンの施工においてはケーソン全体の傾斜および刃口反力のバランスと水位、ケーソン函内の気圧、駆体各部の応力などを監視しながらケーソン全体の沈降を計測することによって管理施工を行います。

img-caisson-01

山留めの計測

山留め工事施工時の主な管理項目としては、地盤の沈下・移動・変位・地下水の変動、山留め壁に作用する側圧、山留め架溝の変形・圧力などが挙げられます。山留めの崩壊、周辺地盤に対する影響、およびヒービング・ボイリングなどの危険な変化を事前に把握して速やかに対応する必要があり、パソコンとデータロガーを使用したオンライン計測を行います。 

img-retainingwall-01

試験舗装の計測

各種舗装の施工時などの支持力を把握する目的で各種センサを設置し、走行試験、載荷試験、長期経時計測を行います。 

img-testroad-01

小型FWDによる計測

小型FWDシステム「FWD-Light®」は、盛土、切土、路床、路盤などの土構造物の管理や剛性評価に適用できる試験装置です。取扱が容易で可搬性が高く、地盤反力係数K値、地盤弾性係数E値を短時間で計測できるため、リアルタイムな施工へのフィードバックが可能になります。

img-fwd-01

盛土の計測

軟弱地盤上の盛土工事の主な施工管理項目としては,計測管理による施工コントロールと工程管理、盛土の安全率あるいは安全度、限界荷重および限界変形量、沈下量および隆起量が挙げられます。盛土載荷に伴う地盤の沈下・水平変位、および地盤内の土圧、間隙水圧の変化を把握して速やかに対応する必要があり、パソコンとデータロガーを使用したオンライン計測を行います。 

img-landfill-01

イベントホール吊り荷重管理システム

イベントホールの天井より吊り下げる様々な舞台装置や照明機器(以降[吊り物]という)の荷重を計測し、これが予め決められた荷重配置(パターン)の範囲内にあることを監視します。吊り下げ荷重がこの範囲を超えたとき、パソコン画面上の表示と接点出力による警報(警告灯、ブザーなど)によりオペレータに伝え、イベント時の施設維持管理をサポートします。

img_event_hall

トンネルの計測

工事の安全性及び経済性を確認することを目的とし、トンネル堀削に伴う周辺地山や支保工の変位、および応力の変化を測定・把握します。

img-tunnel-01

地下空洞の計測

地下空洞は、その断面が大きくなればなるほど安定性が低下し、大規模な支保構造が必要となります。空洞の安定性は、周辺地山によって決定されますが、地山の安定性を事前調査で見極めることは非常に困難です。このような場合には、施工中の地山の挙動を観測し、そこから得られるデータを分析して設計、施工に反映させる情報化施工をご提案しています。

img-underground-01

ダムの計測

築堤時に発生する堤体および基礎地盤の間隙水圧の計測はアースダムなどにおいては、盛立速度の規制に用いられます。築堤時の計測項目としては、このほかに堤体・基礎の変形および土圧などがあります。完成後の安全管理の主要項目は、堤体・基礎の浸透量と堤体の外部変形であり、また堤体および基礎の浸透系全体の遷移状況を把握するために、間隙水圧、基礎の浸透圧および地山地下水位などの計測が実施されます。

img-damsite-01

コンクリート情報化施工管理計測

自己充填性に優れる高流動コンクリートの普及により、型枠内にコンクリートを流し込む打ち込み方法が増加しています。狭い空間や複雑な形状の型枠内にコンクリートを充填する際、充填状況を直接目視で確認する事が困難です。この様な場合には、コンクリート打設状況を監視するコンクリート充填管理システムをご提案します。

img-tactical-concrete-01

地すべりの計測

地すべりの計測計画は、対象とする地域の3次元的形状や移動方向を十分に把握する必要があります。計測システムは計器類やデータロガー、パソコンなどをオンラインで結んだ自動計測集中管理方式を採用しています。これに通信システムを組み合わせることで、無線通信によるシステム構築も可能となります。

img-landslide-01

海洋・護岸の計測

●静的計測:桟橋上が無載荷状態の時に計測を行い応力・ひずみの経年変化を把握します。
●動的計測:桟橋が荷受けする時の最大荷重を想定して、それに見合う重量を積んだフォークリフトなどで走行試験を行い、経年変化による応力・ひずみを把握します。

img-pierguard-01

風力発電施設の計測

風力発電所特に洋上風力発電施設では地上設備と異なり、潮流影響などによる施設の動揺、振動によって生じる静的及び動的荷重を把握し、支持構造物(着床体・浮体)及びタワーの構造的健全性の検証や疲労履歴を把握します。

img-wind-01

原子力発電所の計測

鉄筋コンクリート製原子炉格納容器に各種センサを設置して構造性能確認試験(SIT)を実施します。

img-atomicpower-01

大屋根・ドームの計測

各種ドーム、体育館などの建設時(リフトアップ、ジャッキダウン)の支持力を把握するために各種センサを設置し、荷重管理・応力管理などの計測を行います。

img-dome-01

免震・制震の計測

水平剛性の低い積層ゴム、すべり支承など各種ダンパーで構造物を支持することによって地震力を低減させる「免震構造」や、強力な減衰装置を用いて建物に入力される地震エネルギーを吸収する「制震構造」。これらの効果を確認することを目的に、静的・動的な各種計測を行います。

img-seisodamper-01