多段式傾斜計 KB-JG/KB-KG ±5°~±10°

地山の変位や構造物変位の自動計測を行う傾斜計です。あらかじめ、専用ガイド管を地盤や構造物に設置し、ガイド管内に複数の傾斜計を測定位置にくるように中継ロッド(KBF-JG33/KBF-KG33)で接続し固定します。データロガーTDSシリーズを使用することにより自動計測が行えます。またTDS-630を使用しますと変位のグラフィック表示も可能です。地滑り変位測定や土留め壁の変位測定などに使用されます。測定軸数によってKB-JG型とKB-KG型を揃えてあり、KB-JG型は1方向測定のみ、KB-KG型は1台でX方向とY方向の2方向が同時に測定できます。アレスタ内蔵も製作可能です。

保護等級 IP 68相当

多段式傾斜計 KB-JG/KB-KG
特長
  • 耐食性に優れたオールステンレス鋼製
  • 優れた信頼性
  • 自動計測が容易
  • 15段までの測定が可能
  • KB-KG型はX方向とY方向が1台で測定可能
  • 仕様

    型名 測定軸数 容量 定格出力 非直線性 許容温度範囲
    KB-5JG 1方向 ±5° 約1mV/V
    (2000×10-6ひずみ)
    0.5%RO -20~+60℃
    KB-10JG ±10°
    KB-5KG 2方向 ±5°
    KB-10KG ±10°

    出力極性

    測定値は傾斜の変化に対して本体胴部のラベルに表示しています矢印の方向に動きます。