踏力計

踏力計 MLA-NA

自動車のブレーキペダル踏力を測定する荷重計です。ペダルを改造することなく簡単に装着できます。激しい動きでも断線しにくいケーブルを使用しています。

踏力計 MLA-NA 1kN
特長
  • 取付が簡単
  • 薄型軽量
  • 踏む位置による測定誤差が少ない。
  • 変位計ワイヤ―取付け用フック付き
  • 仕様

    型 名 容量 定格出力 非直線性 許容温度範囲
    MLA-1KNA 1kN 1mV/V(2000×10-6 ひずみ)±10% 0.3%RO -10 ~+60℃

摩擦型軸ひずみ計

摩擦型軸ひずみ計 FGAH-1B-R/FGAH-1B-H

摩擦型軸ひずみ計はタイロッド(テンションロッド)の軸ひずみを測定するセンサです。従来のひずみゲージや荷重計によるタイロッド軸力測定では、タイロッドの取り外しや加工が不可欠でしたが、この軸ひずみ計は摩擦型ひずみゲージを用いているため不要で、既設部材を挟み込みねじ止めするだけで装着が完了し、測定ができます。スペーサ・固定金具の交換により丸棒、六角断面のロッド軸ひずみ測定に使用できます。

摩擦型軸ひずみ計 FGAH-1B-R/FGAH-1B-H
特長
  • 既設タイロッドを取外すことなく、挟み込んで取付け
  • 適用ロッド径は丸棒φ10 ~25mm、二面幅13~25mm
  • 狭いところでも取付け可能な小型で軽量なデザイン
  • 六角形状のシャフトにも対応
  • 摩擦型ひずみゲージの採用でひずみゲージ貼付作業が不用、取り外して再利用も可能
  • 摩擦型ひずみゲージには引張校正による試験DATAが添付され異なるシャフト径の校正係数が算出可能
  • 仕様

    型 名 FGAH-1B-R FGAH-1B-H
    適用ロッド径 丸棒
    φ 10.0 ~ 25.0mm
    六角断面 二面幅
    13.0~25.0mm
    容量

    ±1000×10-6ひずみ

    定格出力

    約2600× 10-6ひずみ

    非直線性 1%RO
    許容温度範囲 -30~+60℃(結露を除く)
    応答周波数 約6.5kHz
    入出力抵抗値 1000Ω±3%
    測定モード 4ゲージ
    寸法 約φ52×35mm
    質量 約55g(スペーサ、ケーブルを除く)
    保護等級 IP51 相当
    推奨印加電圧 2V
    許容印加電圧 5V
    入出力ケーブル φ3.2mm 0.08mm2、4心シールドビニールケーブル 5m 先端ばら線

     

    【試験条件】 試験片

     ① 直径 10mm
     ② 内径 6.2mm
     ③ 材質 SNCM439
     ④ 弾性係数 208,000N/mm2 (当社による試験結果)
     ⑤ ポアソン比 0.29 (当社による試験結果)
     ⑥ 表面粗さ Ra0.8
     ⑦ 硬さ HRC38

    *:シャフトの材質、表面粗さ、表面処理によって適応できない場合もございます。

タイロッド荷重計

タイロッド荷重計 TCLT-NA

タイロッドにかかる引張や圧縮力を測定します。

タイロッド荷重計 TCLT-NA
特長
  • タイロッドとタイロッドエンドの連結ねじを利用して、取付けが可能
  • ねじは3種類あり、各種タイロッドに取付けが可能
  • ねじと容量の組み合わせで6種類のラインナップ
  • 仕様

    型名 容量 取付ねじ 定格出力 非直線性 許容温度範囲
    TCLT-2KNA-10 2kN M10 × 1.25 約1500 × 10-6 ひずみ 0.5%RO -10 ~ +60℃
    TCLT-5KNA-10 5kN 約2000 × 10-6 ひずみ
    TCLT-5KNA-12 M12 × 1.25
    TCLT-10KNA-12 10kN
    TCLT-10KNA-14 M14 × 1.5 約3000 × 10-6 ひずみ
    TCLT-20KNA-14 20kN

平均化接続箱

平均化接続箱 JB-2/JB-4

2点または4点のひずみゲージ式変換器を接続して、その出力を平均化するのに用います。デジタル指示器などと組み合わせて、簡単に平均値を測定することができます。

平均化接続箱 JB-2/JB-4
  • 仕様

    型名 JB-2/JB-4
    測定対象 ひずみゲージ式変換器
    入力点数 JB-2:2点
    JB-4:4点
    外形寸法 80(W)×50(H)×120(D)mm
    質量 約220g

使用例

平均化接続箱としての使用例

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・接続できる変換器は、容量、定格出力、入出力抵抗がいずれも同一であるものに限ります。
・測定器から見た変換器の入出力抵抗は、
 (変換器単体の入出力抵抗)÷(接続されている変換器の点数)
 となります。この値が、測定器の仕様を満たす範囲でご使用ください。

分岐箱としての使用例

img-jb-2-4-03

接続箱内部は7線(A~G)が配線されているためASW/SSW系スイッチボックス延長時の分岐箱としても使用できます。
(※7心の中継ケーブルが必要となります。)

パソコン接続型測定器

USB ストレイン コンバータ DSCUSB

DSCUSBは、パソコンとUSBインターフェースで接続するオンライン型の測定器です。センサ入力変換ケーブルを付属し、ひずみゲージ式変換器が直接接続できます。
コンパクトで電源不要。手軽に測定して、すぐレポート作成ができます。 
本製品は、英国Mantracourt社製の輸入製品です。

USB ストレイン コンバータ DSCUSB
特長
  • ポケットサイズ、重さもわずか45 グラム
  • 電源不要(USB バスパワー使用)
  • CSV 形式で収録。使い慣れた表計算ソフトでデータ整理
  • 複数台での測定も可能(USB ハブ使用)
  • NDIS コネクタ付き変換ケーブルを付属
  • 仕様

    型名 DSCUSB
    測定対象 ひずみゲージ式変換器(4ゲージ 80~5000Ω)
    測定点数 1点(複数台での使用可)
    ブリッジ電源 DC5V
    測定範囲 ±3mV/V (±6000×10-6ひずみ)
    A/D変換 24ビット
    サンプリング周波数 1、2、5、10、20、50、60、100、200Hz
    収録間隔 10ms~32sで任意に設定可能
    フィルタ 再帰フィルタ(IIR) プログラミング可能
    インターフェース USB
    OS Windows 7/8/8.1/10
    使用温湿度範囲 -40~+85℃ 95%RH以下(結露を除く)
    外形寸法 71(W)×20(H)×51(D) (コネクタを除く)
    質量 45g(本体のみ)
    電源 USBバスパワーから供給

標準ソフトウェア「DSCUSB Toolkit」は、下記リンクよりダウンロードしてください。

マルチレコーダ コントロールユニット(TMR-300シリーズ)

コントロールユニット TMR-311 CE

マルチレコーダ小型多チャンネルデータ収録システムの中心となるユニットです。各種入出力ユニットのコントロール、電源供給をおこないデータ収集します。本器1台で各種入出力ユニット10台、最大80点の測定が可能です。無線LANを搭載しタブレット型パソコンで操作、モニタリングが可能です。

コントロールユニット TMR-311
  • 仕様

    型名 TMR-311
    測定点数 最大80点
    (10ユニット搭載時最大、入力ユニットの選択による)
    サンプリング 0.01~ 0.09ms ( 0.01ms刻み)
    0.1 ~ 0.9ms (0.1ms刻み)
    1 ~ 1000ms (1ms刻み)
    512Hz、1024Hz、2048Hz、4096Hz、8192Hz
    トリガ機能 データトリガ 任意のチャンネルのデータ
    (任意入力レベル、スタート時からの相対レベル)
    コマンドトリガ インターフェースからのコマンド
    タイマトリガ 実時刻、インターバル
    複数台同期 TMR- 311×4セット(最大320点)までサンプリング、トリガ同期
    コントロールユニット間最大100m
    記録媒体 SDカード 4GB~32GB(SDHC class10)
    インターフェース LAN、USB、無線LAN(APモード、IP固定)
    外形寸法 200(W)×50(H)×100(D)mm
    質量 約900g
    電源 DC10~30V 0.6A MAX(12V供給時、単体)
    AC100~240V 50/60Hz 100VA MAX(オプションACアダプタ使用時)

各部説明

前面

TMR-311-1

 

背面

TMR300背面コネクタ

頻度処理ライブラリ TMR-311-01 (オプション)

マルチレコーダTMR-300 シリーズ用の頻度処理ライブラリ(オプション)です。
あらかじめ設定されたプログラムに従って測定データをデジタル処理し、頻度数として記録するヒストグラムレコーディングシステムを実現します。
頻度解析法は、極大値・極小値法(PEAK・VALLEY)、最大値・最小値法(MAX・MIN)、振幅法(AMP)、時間法(TIME)、レベルクロッシング法(LEVEL)、レインフロー法(RAIN)の6 種類が用意されています。

特長

  • サンプリング間隔1ms 以上の低速モード時に最大80 解析を実行することが可能
  • 同一のチャンネルを複数の解析法で設定が可能

注記

頻度計測を使用する場合、頻度処理ライブラリ(オプション)が必要です
ご利用にはご購入および、機能の開放が必要になります。

デジタルひずみ測定器

デジタルひずみ測定器 TC-31M

本器は、4ゲージ専用の低価格で小型、軽量のひずみ測定器です。
低価格ながら1×10-6ひずみの分解能と±30000×10-6ひずみまで、上位機種と同等の測定精度で測定が可能です。

TMLデジタルひずみ測定器 TC-31M
特長
  • ハンドヘルド型でフィールドでの使用に最適
  • 低価格
  • 上位機種なみの測定精度
  • 最大10000データまで記録可能なデータメモリ機能
  • CFメモリカードにデータメモリの内容を記録可能
  • 単3アルカリ乾電池で動作可能
  • 防滴構造(IP-54)
  • 仕様

    型名 TC-31M
    測定対象 ひずみゲージ式変換器
    測定点数 1点
    測定範囲

    ±30000×10-6ひずみ

    ゲージ率 2.00固定
    測定速度 200ms
    外形寸法 102(W)×55(H)×223(D)mm(但し、突起部を除く)
    質量 約800g
    電源 単3アルカリ電池4個またはニッカド充電池
    専用ACアダプタ CR-1832 (オプション)

TML-NET用避雷器

TML-NET用避雷器 NNZ-2A

ネットワーク型計測システムTML-NETを誘導雷から保護するものです。雷の発生しやすい地域で、測定器やネットワークモジュールなどのケーブルに誘導雷を受けると、誘導電圧によりネットワークラインに接続したネットワークドライバ、ネットワークモジュールが故障する原因となります。延長するネットワークラインの両端に本器を接続し、測定待機中になると、ネットワークラインを自動的に切り離し、ネットワークラインが誘導雷を受けたとき誘導電流を阻止し、ネットワークドライバ、ネットワークモジュールを保護します。

TML-NET用避雷器 NNZ-2A
特長
  • 測定待機中は自動的にリレー切り離し、誘導電流を阻止
  • ネットワークラインから電源供給
  • ネットワークラインの電圧・ネットワークモジュールの電流を監視、異常時に即座に遮断
  • 仕様

    型名 NNZ-2A
    サージ耐量 100A(8/20μsインパルス)
    使用可能台数 NNZ-2A: 10台
    低消費型ネットワークモジュール:100台
    定格電源電圧 DC18~24V
    標準使用ケーブル 専用2心シールドケーブル
    総延長距離: 2km以下(電源電圧DC24V時)
    1km以下(電源電圧DC18V時)
    表示機能 ネットワークラインの電圧低下
    ネットワークモジュールの過電流(過電流で、ネットワークモジュールを分離)
    使用温湿度範囲 −20~+60℃ 85%RH以下(結露を除く)
    外形寸法 50(W) x 28(H) x 100(D)mm (突起部を除く)
    質量 約120g

システムブロック図

システムブロック図

TML-NET対応型変換器

TML-NET対応型変換器

ネットワーク計測を目的に設計され、ネットワークモジュールを内蔵したひずみゲージ式変換器です。データ収録機能をもつネットワークドライバNDR-100を測定器に接続することでデータ転送ができます。デジタル化されたデータ転送となるので、2線式ケーブルによる接続で済み、TML-NET対応型の変換器を増設し、相互間を同様に2線式ケーブルで接続できます。

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特長
  • TML-NET用デジタル変換モジュールを内蔵
  • 感度低下や絶縁低下の影響がない
  • 容易な結線
  • 絶縁チェック機能搭載

システムブロック図

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ポータブルデータロガー TDS-150-06

ポータブルデータロガー TDS-150-06

ポータブルデータロガーTDS-150はスイッチボックスTML-NET駆動ボード(オプション)を搭載することで最大100chのセンサ、ネットワークモジュールを測定できます。AC電源のとれない場所でも、市販の単1形アルカリ乾電池やバッテリで動作することができ、長期にわたり自動測定が可能なデータメモリ、スリープインターバルタイマ機能を搭載しています。また、CFカードへデータや設定を記録することができます。インターフェースはUSB、RS-232Cを搭載し、各種設定やデータの取り込みをパソコンから行うことができます。

ポータブルデータロガー TDS-150-06
特長
  • 最大5台(50ch)のチャンネルユニット(FSW-10)接続可能
  • スイッチボックスTML-NET駆動ボード(オプション)により外部スイッチボックスまたはTML-NETネットワークモジュールを最大100ch接続可能
  • スリープインターバルタイマにより長期自動計測可能
  • インターフェースはUSB、RS-232Cを標準搭載、LAN(オプション)対応
  • 低消費電力
  • 大容量データメモリ搭載
  • ワイヤレスコントローラZT-150とワイヤレスモジュールZT-014(オプション)により無線による測定可能
  • コンクリートセンサモードを搭載
  • ネットワークモジュール接続仕様

    型名 TDS-150
    最大接続台数 従来型モジュール 20台 (150m以下)
    低消費型モジュール 100台*1 (1Km以内)
    最大延長距離 従来型モジュール 1Km以内 (10台以下)
    低消費型モジュール 1Km以内 

    *1 :2チャンネルモジュール(NSW-024CおよびNKB-MD)使用時は、最大チャンネル数100chまでになります。
    注 :従来型との混在時は従来型仕様に従います。

システムブロック図

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