タイロッド荷重計

タイロッド荷重計 TCLT-NACE

タイロッドにかかる引張や圧縮力を測定します。

タイロッド荷重計 TCLT-NA
特長
  • タイロッドとタイロッドエンドの連結ねじを利用して、取付けが可能
  • ねじは3種類あり、各種タイロッドに取付けが可能
  • ねじと容量の組み合わせで6種類のラインナップ
  • 仕様

    型名 容量 取付ねじ 定格出力 非直線性 許容温度範囲
    TCLT-2KNA-10 2kN M10 × 1.25 約1500 × 10-6 ひずみ 0.5%RO -10 ~ +60℃
    TCLT-5KNA-10 5kN 約2000 × 10-6 ひずみ
    TCLT-5KNA-12 M12 × 1.25
    TCLT-10KNA-12 10kN
    TCLT-10KNA-14 M14 × 1.5
    TCLT-20KNA-14 20kN 約3000 × 10-6 ひずみ

平均化接続箱

平均化接続箱 JB-2/JB-4

2点または4点のひずみゲージ式変換器を接続して、その出力を平均化するのに用います。デジタル指示器などと組み合わせて、簡単に平均値を測定することができます。

平均化接続箱 JB-2/JB-4
  • 仕様

    型名 JB-2/JB-4
    測定対象 ひずみゲージ式変換器
    入力点数 JB-2:2点
    JB-4:4点
    外形寸法 80(W)×50(H)×120(D)mm
    質量 約220g

使用例

平均化接続箱としての使用例

img-jb-2-4-02

・接続できる変換器は、容量、定格出力、入出力抵抗がいずれも同一であるものに限ります。
・測定器から見た変換器の入出力抵抗は、
 (変換器単体の入出力抵抗)÷(接続されている変換器の点数)
 となります。この値が、測定器の仕様を満たす範囲でご使用ください。

分岐箱としての使用例

img-jb-2-4-03

接続箱内部は7線(A~G)が配線されているためASW/SSW系スイッチボックス延長時の分岐箱としても使用できます。
(※7心の中継ケーブルが必要となります。)

USB ストレイン コンバータ DSCUSB

USB ストレイン コンバータ DSCUSB

DSCUSBは、パソコンとUSBインターフェースで接続するオンライン型の測定器です。センサ入力変換ケーブルを付属し、ひずみゲージ式変換器が直接接続できます。
コンパクトで電源不要。手軽に測定して、すぐレポート作成ができます。 
本製品は、英国Mantracourt社製の輸入製品です。

USB ストレイン コンバータ DSCUSB
特長
  • ポケットサイズ、重さもわずか45 グラム
  • 電源不要(USB バスパワー使用)
  • CSV 形式で収録。使い慣れた表計算ソフトでデータ整理
  • 複数台での測定も可能(USB ハブ使用)
  • NDIS コネクタ付き変換ケーブルを付属
  • 仕様

    型名 DSCUSB
    測定対象 ひずみゲージ式変換器(4ゲージ 80~5000Ω)
    測定点数 1点(複数台での使用可)
    ブリッジ電源 DC5V
    測定範囲 ±3mV/V (±6000×10-6ひずみ)
    A/D変換 24ビット
    サンプリング周波数 1、2、5、10、20、50、60、100、200Hz
    収録間隔 10ms~32sで任意に設定可能
    フィルタ 再帰フィルタ(IIR) プログラミング可能
    インターフェース USB
    OS Windows 7/8/8.1/10
    使用温湿度範囲 -40~+85℃ 95%RH以下(結露を除く)
    外形寸法 71(W)×20(H)×51(D) (コネクタを除く)
    質量 45g(本体のみ)
    電源 USBバスパワーから供給

標準ソフトウェア「DSCUSB Toolkit」は、下記リンクよりダウンロードしてください。

コントロールユニット TMR-311 

コントロールユニット TMR-311 CE

マルチレコーダ小型多チャンネルデータ収録システムの中心となるユニットです。各種入出力ユニットのコントロール、電源供給をおこないデータ収集します。本器1台で各種入出力ユニット10台、最大80点の測定が可能です。無線LANを搭載しタブレット型パソコンで操作、モニタリングが可能です。

コントロールユニット TMR-311
  • 仕様

    型名 TMR-311
    測定点数 最大80点
    (10ユニット搭載時最大、入力ユニットの選択による)
    サンプリング 0.01~ 0.09ms ( 0.01ms刻み)
    0.1 ~ 0.9ms (0.1ms刻み)
    1 ~ 1000ms (1ms刻み)
    512Hz、1024Hz、2048Hz、4096Hz、8192Hz
    トリガ機能 データトリガ 任意のチャンネルのデータ
    (任意入力レベル、スタート時からの相対レベル)
    コマンドトリガ インターフェースからのコマンド
    タイマトリガ 実時刻、インターバル
    複数台同期 TMR- 311×4セット(最大320点)までサンプリング、トリガ同期
    コントロールユニット間最大100m
    記録媒体 SDカード 4GB~32GB(SDHC class10)
    インターフェース LAN、USB、無線LAN(APモード、IP固定)
    外形寸法 200(W)×50(H)×100(D)mm
    質量 約900g
    電源 DC10~30V 0.6A MAX(12V供給時、単体)
    AC100~240V 50/60Hz 100VA MAX(オプションACアダプタ使用時)

各部説明

前面

TMR-311-1

 

背面

TMR300背面コネクタ

頻度処理ライブラリ TMR-311-01 (オプション)

マルチレコーダTMR-300 シリーズ用の頻度処理ライブラリ(オプション)です。
あらかじめ設定されたプログラムに従って測定データをデジタル処理し、頻度数として記録するヒストグラムレコーディングシステムを実現します。
頻度解析法は、極大値・極小値法(PEAK・VALLEY)、最大値・最小値法(MAX・MIN)、振幅法(AMP)、時間法(TIME)、レベルクロッシング法(LEVEL)、レインフロー法(RAIN)の6 種類が用意されています。

特長

  • サンプリング間隔1ms 以上の低速モード時に最大80 解析を実行することが可能
  • 同一のチャンネルを複数の解析法で設定が可能

注記

頻度計測を使用する場合、頻度処理ライブラリ(オプション)が必要です
ご利用にはご購入および、機能の開放が必要になります。

TML-NET用避雷器

TML-NET用避雷器 NNZ-2A

ネットワーク型計測システムTML-NETを誘導雷から保護するものです。雷の発生しやすい地域で、測定器やネットワークモジュールなどのケーブルに誘導雷を受けると、誘導電圧によりネットワークラインに接続したネットワークドライバ、ネットワークモジュールが故障する原因となります。延長するネットワークラインの両端に本器を接続し、測定待機中になると、ネットワークラインを自動的に切り離し、ネットワークラインが誘導雷を受けたとき誘導電流を阻止し、ネットワークドライバ、ネットワークモジュールを保護します。

TML-NET用避雷器 NNZ-2A
特長
  • 測定待機中は自動的にリレー切り離し、誘導電流を阻止
  • ネットワークラインから電源供給
  • ネットワークラインの電圧・ネットワークモジュールの電流を監視、異常時に即座に遮断
  • 仕様

    型名 NNZ-2A
    サージ耐量 100A(8/20μsインパルス)
    使用可能台数 NNZ-2A: 10台
    低消費型ネットワークモジュール:100台
    定格電源電圧 DC18~24V
    標準使用ケーブル 専用2心シールドケーブル
    総延長距離: 2km以下(電源電圧DC24V時)
    1km以下(電源電圧DC18V時)
    表示機能 ネットワークラインの電圧低下
    ネットワークモジュールの過電流(過電流で、ネットワークモジュールを分離)
    使用温湿度範囲 −20~+60℃ 85%RH以下(結露を除く)
    外形寸法 50(W) x 28(H) x 100(D)mm (突起部を除く)
    質量 約120g

システムブロック図

システムブロック図

TML-NET対応型変換器

TML-NET対応型変換器

ネットワーク計測を目的に設計され、ネットワークモジュールを内蔵したひずみゲージ式変換器です。データ収録機能をもつネットワークドライバND-100を測定器に接続することでデータ転送ができます。デジタル化されたデータ転送となるので、2線式ケーブルによる接続で済み、TML-NET対応型の変換器を増設し、相互間を同様に2線式ケーブルで接続できます。

img-tmlnet_tr-02.gif
特長
  • TML-NET用デジタル変換モジュールを内蔵
  • 感度低下や絶縁低下の影響がない
  • 容易な結線
  • 絶縁チェック機能搭載

システムブロック図

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ポータブルデータロガー TDS-150

ポータブルデータロガー TDS-150

ポータブルデータロガーTDS-150はスイッチボックスTML-NET駆動ボード(TDS-150-06 / 出荷時オプション)を搭載することで最大100chのセンサ、ネットワークモジュールを測定できます。AC電源のとれない場所でも、市販の単1形アルカリ乾電池やバッテリで動作することができ、長期にわたり自動測定が可能なデータメモリ、スリープインターバルタイマ機能を搭載しています。また、CFカードへデータや設定を記録することができます。インターフェースはUSB、RS-232Cを搭載し、各種設定やデータの取り込みをパソコンから行うことができます。

ポータブルデータロガー TDS-150-06
特長
  • 最大5台(50ch)のチャンネルユニット(FSW-10/FSW-10L)接続可能
  • スイッチボックスTML-NET駆動ボード(TDS-150-06 / 出荷時オプション)により外部スイッチボックスまたはTML-NETネットワークモジュールを最大100ch接続可能
  • スリープインターバルタイマにより長期自動計測可能
  • インターフェースはUSB、RS-232Cを標準搭載、LANボード(TDS-150-04 / 出荷時オプション)対応
  • 低消費電力
  • 大容量データメモリ搭載
  • ワイヤレスコントローラZT-150とワイヤレスモジュールZT-014(オプション)により無線による測定可能
  • コンクリートセンサモードを搭載
  • ネットワークモジュール接続仕様

    型名 TDS-150
    最大接続台数 従来型モジュール 20台 (150m以下)
    低消費型モジュール 100台*1 (1Km以内)
    最大延長距離 従来型モジュール 1Km以内 (10台以下)
    低消費型モジュール 1Km以内 

    *1 :2チャンネルモジュール(NSW-024CおよびNKB-MD)使用時は、最大チャンネル数100chまでになります。
    注 :従来型との混在時は従来型仕様に従います。

システムブロック図

img_tds150system-01

 

モニタリングシステムコントローラ

ネットワーク型計測システム/モニタリングシステムコントローラ MD-111

モニタリングシステムは、ネットワーク型計測システムTML-NETを活用した測定システムです。コントローラとネットワークモジュールおよびTML-NET対応型変換器により構成されます。コントローラは、指定された測定間隔で、ネットワークモジュール及びTML-NET対応型変換器をコントロールし、測定データをSDカードに記録します。計器収納箱やキャビネットへの設置に適した形状で、接点入出力及びメール変換器用のインターフェースを搭載し、比較的小規模な防災システムの構築に最適です。

ネットワーク型計測システム/モニタリングシステムコントローラ MD-111
特長
  • スリープインターバルによる自動測定、DC駆動
  • 小型・軽量でDINレールに取り付け可能
  • ネットワーク型計測システムTML-NETにより容易に測定点数を拡張
  • メール変換器との接続により、遠隔地からのデータ管理が容易
  • SDカードによる測定データの記録
  • 接点入力による雨量計のパルスをカウント・記録
  • 接点出力による警報出力
  • 仕様

    型名 MD-111
    測定対象 ネットワーク・モジュール
    接点入力によるパルス
    接続台数 低消費型モジュール 100台
    従来型モジュール 20台(接続距離150m以下)
    総延長距離 低消費型モジュール 1km以内
    従来型モジュール 1km以内 (10台以下)
    接続ケーブル 専用2心シールドケーブル 2-1.25L1
    測定点数 100点
    機能 インターバル測定、モニタ
    測定モード シンプルメジャーモード
    TML-NET設定機能 ネットワークモジュールのチャンネル番号設定
    (1台接続時のみ)
    インターバルタイマ
    (時間間隔)
    1、2、5、10、15、20、30分、1、2、3、4、6、12、24時間
    (測定開始時刻の指定が可能)
    メモリカード SDメモリカード(当社指定)
    接点入力 1点:無電圧接点、オープンコレクタ信号
    接点出力 1点:相対値、上下限値
    外形寸法 95 (W)×30 (H)×100 (D)mm
    質量 約200g
    定格電源電圧 DC9~18V

システムブロック図

img-md111-02

 

ネットワーク用ハンドヘルド測定器

ネットワーク用ハンドヘルド測定器 TC-35N

ネットワーク用ハンドヘルド測定器TC-35Nはネットワークモジュールからのデジタル化したひずみデータの取り込み、処理をおこないます。現場でのチェックや小規模な計測システムとしての測定ができます。また、低消費型ネットワークモジュールによりモジュールの接続台数、延長距離が大幅に拡張され、より規模の大きな計測システムの構築が容易になりました。

ネットワーク用ハンドヘルド測定器 TC-35N
特長
  • 小型・軽量で持ち運びに便利
  • 電源は単三形乾電池4本で、現場での交換が可能
  • 防滴構造
  • データメモリ内蔵
  • CFメモリカード使用可能
  • インターバルタイマ内蔵
  • RS-232Cによるコントロールとデータ転送
  • スリープインターバルによる自動測定可能
  • 外部DC入力機能を搭載
  • 仕様

    型名 TC-35N
    測定対象 ネットワーク・モジュール
    最大接続台数 従来型モジュール 5台 (内部単3電池、ACアダプタ使用時)
    100台 (外部DC入力時(2線式:200m以下))
    低消費型モジュール 50台 (内部単3電池、ACアダプタ使用時)
    100台*1 (外部DC入力時(2線式:2km))
    最大延長距離 従来型モジュール 50m以内 (内部単3電池、ACアダプタ使用時)
    2km以内 (外部DC入力時(2線式:15台以下))
    低消費型モジュール 50m以内 (内部単3電池、ACアダプタ使用時)
    2km以内 (外部DC入力時(2線式:100点以下))
    適用変換器 ネットワークモジュールに順ずる。
    データ取込み速度 約0.2S/CH スキャン計測時
    機能 スキャニング測定、モニタ測定、モジュールチェック機能、IDチェック機能、
    ネットワークモジュールのチャンネル設定機能
    外形寸法 102 (W)×55(H)×223(D)mm
    質量 約850g
    電源 単3アルカリ乾電池(LR6) 4本または専用ACアダプタ(CR-183B、オプション)

    *1 :2チャンネルモジュール(NSW-024CおよびNKB-MD/-ME/-MF)使用時は、最大チャンネル数100chまでになります。
    注 :従来型との混在時は従来型仕様に従います。

システムブロック図

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ハンドヘルド用スイッチボックス

スイッチボックス CSW-5B(TC-32K専用)CE

ハンドヘルドデータロガーTC-32K/TC-31Kと組み合わせて測定点数を拡張するためのスイッチボックスです。測定点数は5点で、ひずみ、直流電圧、熱電対、白金測温抵抗体のいずれも測定できます。
※CSW-5B-05は全点にNDISワンタッチコネクタレセプタクルを備えたコネクタ併用型です。

スイッチボックス CSW-5B
特長
  • ひずみ、電圧、熱電対、白金測温抵抗体のいずれも測定可能
  • 5CH連続モニタ可能(TC-32K使用時)
  • センサモードはTC-32K/TC-31Kにて設定
  • ターミナルはねじ止め、はんだ付けのどちらも可能
  • 小型軽量
  • 仕様

    型名 CSW-5B
    測定対象 ひずみゲージ、ひずみゲージ式変換器
    直流電圧、熱電対、白金測温抵抗体
    測定点数 5点
    外形寸法 CSW-5B:75(W)×35(H)×204(D)mm
    CSW-5B-05:95(W)×35(H)×204(D)mm
    質量 CSW-5B:約500g
    CSW-5B-05:約650g
    電源 TC-32Kより供給