軌道検測データ収録装置

軌道検測データ収録装置

列車軌道状態の検測を行うためのデータ収録装置です。各センサにより収集した軌道狂いデータをデジタル化し、地点情報とともにメモリカードに収録します。収録したデータはパソコン処理を行い、少ない労力で軌道保守資料など多くのデータ解析・資料作成ができます。

特長
  • 連続500kmの検測データ収録可能(標準)
  • 高速走行(140km/h)での計測が可能※1
  • 軌道検測と同時に動揺計測も可能
  • 各種地点情報の入力に対応
  • レール継目検出器対応

 

※1 入力点数、検測距離間隔などの条件によります。詳細についてはお問合せください。

  • 仕様

    アナログ入力

    15点 MAX
    軌道狂い、動揺、波状磨耗
    リアクションプレート

    デジタル入力 10点(継目、反射板、ATS)
    A/D変換器 16ビット
    全点同時サンプルホールド
    表示 6.4インチカラーLCD(バックライト付き)
    設定内容 開始キロ程、線名・線別
  • 解析ソフトウェア

    マスターファイル作成・補正

    構造物、距離補正

    データ解析

    P値管理表、軌道狂い一覧表、目標値超過箇所表

    バックアップ作成


    ※解析ソフトウェアの詳細についてはお問合せください。

システムブロック図

 

二枚貝殻体運動測定装置

SL-100シリーズ

本装置は、ホールセンサを装着した海中の二枚貝の殻体運動を測定し、その開閉運動の変化により赤潮や貧酸素などの海の環境異常をいち早くキャッチし、無線により警報として通知します。また貝類の生態基礎研究などへの活用も可能です。ホールセンサは、最大8チャンネル分装着でき、装置は防水機能を有しています。
特許(第3607284号「有害な水質環境の検査方法及び水質環境監視システム」)

 

※ 測定原理
二枚貝の一方の殻体へホールセンサを、もう一方の殻体へ永久磁石をそれぞれ接着剤にて取付けます。殻体の開閉運動によって生じる二枚の殻体距離に応じた磁界の強度変化を、電気信号に変換して測定します。
※ 本システムは、国立大学法人香川大学瀬戸内圏研究センター 本城ゼネラルマネージャー(国立大学法人九州大学名誉教授)、株式会社ミキモト及び当社による共同研究開発品です。(Patent No. 3383223)

""
特長
  • 最大8点のセンサが測定可能
  • 貝に悪影響、拘束などを及ぼさないセンサ
  • 無線での制御とデータ送信が可能
  • 電源は省電力設計で小型ソーラシステムを採用
  • 海水に対応した防水・耐候性機能
  • バッテリ電圧の自動測定
  • 仕様

    型名 SL-100シリーズ
    測定点数 8点
    適用センサ ホールセンサ
    サンプリング速度 50ms~1000ms(50ms刻み)
    通信項目 定時通信機能
    モニタ通信
    警報通信
    防水仕様 IP54相当
    電源 DC10~15V

システムブロック図

溶接型ひずみゲージ AWシリーズ

AWシリーズ溶接型ひずみゲージ

受感部及びリード線を耐腐食性に優れた金属材料で完全密閉構造にしてあります。悪環境下、ガスや水中など種々の雰囲気中においても容易に使用できます。ひずみゲージの取付けは、専用ゲージ取付器W-50Rでスポット溶接することにより簡単におこなえます。

AWシリーズ溶接型ひずみゲージ