大ひずみを測るひずみゲージ

大ひずみ測定用のひずみゲージ選択

一般の金属は弾性限界(ひずみ限界)をもっていて、この領域でのひずみ測定は一般用ひずみゲージFシリーズを使用します。この弾性限界を超えて破断にいたるまでの領域におけるひずみ測定には、塑性域ゲージ(大ひずみゲージ)YEF/YF/YHFシリーズを使用します。

測定対象物による接着タイプの低温用ひずみゲージ

金属/伸び 10~15%

  • YEFシリーズ塑性域ゲージ
    弾性域ひずみ(1500x10-6ひずみ)の繰り返し測定は可能ですが大ひずみの繰り返し測定はできません。

金属/伸び 15~20%

金属/伸び 30~40%

接着剤について

ひずみゲージ接着後、長時間(数日以上)放置後に測定する場合は、接着剤CN-Yをお勧めします。CN-Yで接着した場合、1年後も大ひずみ測定が可能となります。(試験体を室内で常温保管した場合)。
一方、接着の直後または数時間以内に測定する場合は接着剤CNで測定できます。