応力聴診器
応力聴診器® FGMHシリーズ(摩擦型ひずみゲージ)
一般のひずみゲージは構造物に発生したひずみを、接着剤を介して測定します。応力聴診器(FGMH-1B/FGMH-2A/FGMH-4A)は構造物にマグネットで吸着し受感部を押しあてることで、界面に発生する摩擦によってひずみを測定します。ひずみを測定したい部分に簡単に取付けられ、直ぐに測定できます。FGMH-1B/FGMH-4A は、小型軽量の標準型で、FGMH-2A は溶接部の際などの狭い場所を測定するタイプの応力聴診器です。FGMH-3Aは45°/90°直交3軸タイプの応力聴診器で1、2、3軸方向のひずみを同時に測定でき、ロゼット解析により主応力(主ひずみ)を求めることができます。
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- 特長
- 摩擦を利用
構造物にマグネットで吸着し、界面に発生する摩擦によってひずみを測定します。 - 接着剤が不要
ペイントの除去、研磨、脱脂、接着、キュアリングなど一切必要ありません。応力聴診器(FGMHシリーズ)を取付けるだけで直ぐに測定可能です。 - 測定後のペイント修正が不要
構造物のペイントを剥がさずに測定しますので、測定後のペイントの修復作業は必要ありません。 - 何度でも使用可能
着脱が簡単なため、測定場所を容易に移動できます。DH-14Aなどと組み合わせて、ひずみの最も出ている場所を、聴診器のように移動しながら見つけることも可能です。 - 多点の同時測定
複数の応力聴診器を使用して、多点の同時測定が可能ですので、応力分布や主応力方向を求めることができます。
- 摩擦を利用
-
仕様
型 名 FGMH-1B FGMH-2A FGMH-3A FGMH-4A 軸数 単軸 3軸 単軸 ゲージ長 6mm 3mm 3mmあるいは6mm 使用温度範囲 0~+60℃ ゲージ率 約2.00 入出力抵抗値 約120Ω 測定モード 4ゲージ 入出力ケーブル ― φ3mm 0.05mm2
4心シールド
クロロプレン 2m
先端NDISプラグφ3mm 0.05mm2
4心シールド
クロロプレン 2m
先端NDISプラグ 3本― 付属ケーブル ブリッジ回路基板付リード線2m
先端NDISプラグ― φ3mm 0.05mm2
4心シールド
クロロプレン 2m
先端NDISプラグ
(型名:FGL-2B)質量 約60g(ケーブルは除く) 約260g(ケーブルは除く) 約30g