挿入傾斜計管理

挿入型傾斜計管理ソフトウェア IMP-7210

IMP-7210は、挿入型傾斜計の測定データのデータ処理を行うソフトウェアです。測定器(TC-32K/TC-31K)を使用して測定し、データメモリに蓄えられた挿入型傾斜計の測定データをRS-232Cを介して取り込み、そのデータを基に挿入型傾斜計の各深度での区間変位、累積変位を求め対比図、分布図などのグラフやデータの一覧を出力します。また挿入型傾斜計の測定データを手動により、直接入力することもできます。

特長
  • 観測孔番(以下、孔番)は、最大99まで設定できます。
  • 測定器(TC-32K/TC-31K)のインクリノモード、ノーマルモードとマルチチャンネルモードに対応。
  • 測定器(TC-32K/TC-31K/TC-31M)のメモリカードに保存した測定データをパソコンで直接読み取り、データ処理を行うことができます。
  • 測定データの中から、任意に初期値のデータを選択することができます。
  • 日雨量や水位計のデータを入力し、挿入型傾斜計の測定データと対比してグラフ化することができます。
  • 対比図、経時変化図、分布図、数値表は印刷することができます。
  • 画面サンプル

    対比図/経時変化図/分布図

    対比図

    fig1

    傾斜計の累積変位の分布の変化を時系列に作図します。地下水位及び雨量の図も同時に作図します。

    経時変化図

    fig2

    傾斜計の指定深度の区間変位の変化を時系列に作図します。

    分布図

    fig3

    区間変位または累積変位の分布図を作図します。

  • 接続可能な測定器

    ・TC-32K/TC-31K :1点測定 (ノーマルモード)

    ・TC-32K(TC-31K) + CSW-5B :2点測定 (マルチチャンネルモード)
     (TC-32Kのメモリカードに保存した測定データをパソコンで直接読み取り、
      データ処理を行うことが可能。)

    ・インクリノアダプタIA-33

  • システムの構成

    OS/パソコン/インターフェース/プロテクトキー

    OS Microsoft Windows 7(SP1)/8.1/10
    パソコン 上記OS環境が推奨、かつデュアルコア以上のCPU、CDドライブ
    HDD容量:インストールに必要な空き容量 約12Mバイト以上
    1計測(10CH×240kw)に必要な空き容量 約5Mバイト以上
    インターフェース RS-232C
    プロテクトキー USB ドングル