岩盤変位計

岩盤変位計 KLB-B 100mm(-20~+80mm)

岩盤変位計KLB-Bは取付面と岩盤内の測定点との間の変位量を測定する変位計です。変位センサ部となる岩盤変位計KLB-Bと岩盤内に定着させる水圧式アンカ(KLF-11/12)および、それぞれをつなぐロッド(KLF-21)で構成されます。岩盤変位計には、最大8台の変位計を内蔵していますので、1本のボーリング孔(測定点数1~6点の場合はφ66mm以上、7、8点の場合はφ86mm以上)に8点の水圧式アンカを定着させて測定できます。変位計とアンカの間に生じた変位量はロッドを介して相対変位量として検出されます。アンカはボーリング孔内の所定の測定点において地上よりポンプで水圧をかけて岩盤に定着させます。

保護等級 IP 68相当

岩盤変位計 KLB-B
特長
  • 遠隔測定が可能
  • 最大8段の岩盤変位の測定可能
  • 仕様

    型名 測定点数 容量 定格出力 非直線性 許容温度範囲
    KLB-100B-○ 1~8 100mm
    (-20~+80mm)
    約2.5mV/V
    (5000×10-6ひずみ)
    0.5%RO 0~+60℃
    (氷結を除く)

    ※型名の◯は1~8の測定点数

    型名 入出力抵抗
    KLB-100B-1 350Ω
    KLB-100B-2 350Ω
    KLB-100B-3 350Ω
    KLB-100B-4 入力抵抗 175Ω
    出力抵抗 350Ω
    KLB-100B-5 測点1~4 入力抵抗 175Ω
    出力抵抗 350Ω
    測点5 入出力抵抗 350Ω
    KLB-100B-6 入力抵抗 175Ω
    出力抵抗 350Ω
    KLB-100B-7 測点1~6 入力抵抗 175Ω
    出力抵抗 350Ω
    測点7 入出力抵抗 350Ω
    KLB-100B-8 入力抵抗 175Ω
    出力抵抗 350Ω

    出力極性

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    測定値は岩盤変位計と水圧式アンカーの距離が開く方向に対してプラス方向に動きます。